事故で高額賠償も 自転車の安全運転、子どもに教えるには

子どもが自転車事故の加害者になる事例が注目されています。子どもたちに安全な自転車の乗り方を身に付けさせるにはどうしたらよいのでしょうか。また不幸にして事故を起こした場合を考えて、どのような備えをするべきなのでしょうか。

子どもが加害者になり高額賠償も

 自転車に乗った子どもが加害者になる事故が注目されています。小学5年生が自転車の危険運転で女性に大けがをさせた事故で、2013年7月に神戸地方裁判所が小学生の保護者に対し1億円近い高額賠償を命じる判決を下したことも、記憶に新しいのではないでしょうか。

 これらの事故は決して他人事ではなく、子どもを持つ親であれば、誰にでも起きる可能性があります。自転車の安全な乗り方やルールについて、子どもが小さい時から大人が教えていくことが重要なのです。

 現在、子どもたちが自転車の安全な乗り方やルールについて学ぶ機会としては、おそらく学校での自転車教室や交通安全教室くらいしかないでしょう。

 しかし、全国150校の中学・高校で調査したところ、生徒への自転車の交通安全指導を年に1回だけしか行っていない学校が半数に上りました(自転車の安全利用促進委員会調べ)。

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中高生の自転車事故と、学校での安全指導の実態(画像出典:自転車の安全利用促進委員会)。

 その一方で、同じ調査ではおよそ半数の学校で、生徒が通学時の自転車事故で加害者になっています。こうした現状を見ると、学校での指導だけに頼ることなく、各家庭で子どもに自転車の安全な乗り方やルールについて教える必要があるといえるでしょう。

 では、子どもにどうやって自転車の安全な乗り方やルールを教えればよいのでしょうか。

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