【今日は何の日?】私鉄経営の基礎を作った人物が誕生
1月3日、私鉄経営の基礎を作った人物が誕生しました。
1873(明治6)年の1月3日。私鉄経営の基礎を作ったとされる人物、小林一三が誕生しました。
小林は1907(明治40)年、箕面有馬電気軌道の経営に参画。現在の阪急電鉄へ至るその発展の礎を築いた人物で、「阪急電鉄の創業者」とされます。
「乗客は電車が創造する」という言葉を残した小林は、鉄道を軸に都市開発や流通など様々な事業を展開。相乗的に発展させるビジネスモデルを創り出し、その後、現在の東急や西武など多くの私鉄がその手法を取り入れました。阪急百貨店や宝塚歌劇団、現在のオリックス・バファローズ(プロ野球球団)、映画の製作や配給などを行う東宝は、小林がその設立に深く関わっています。
小林は1957(昭和32)年1月に死去。阪急沿線の大阪府池田市にある「小林一三記念館」と、小林のコレクションを集めた「逸翁美術館」が、その功績をいまに伝えています。
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