羽田の増便、どう実現? 迫る必要性

都心に最も近い日本の空の玄関口・羽田空港で、「日本の未来」を見据えた国際線の増便が検討されています。すでに「混雑空港」へ指定されている同空港が、どのようにしてそれを実現しようというのでしょうか。

どうやって離着陸回数を増やすのか、キーワードは「都心上空」

 羽田空港の飛行経路は北風と南風の場合の2通りあり、原則的には海側から到着し、海側へ出発するルートをたどります。いずれも、騒音の影響を減らすために東京湾上空を旋回しながら十分に高度を上昇させ、低高度で都心上空を通ることはほとんどありません。

 そうしたなか国土交通省は離着陸回数を増やすため、夏場に多くみられる南風の場合(年間平均4割)、滑走路の使い方を都心側から到着して海側(川崎沖・木更津沖)へ出発する形に変更し、冬場に多くみられる北風の場合(年間平均6割)、離陸後に江東区や墨田区付近を通過しながら上昇していくルートを新たに使用する、という案を提示しました。

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国交省が示す新しい滑走路の使い方と飛行経路。上が南風時、下が北風時(画像出典:国土交通省)。

 このように、都心上空を低高度で通過する滑走路の使い方、飛行経路を採用することによって、1時間あたりの離着陸回数を90回まで増やすことができると国土交通省は提唱しています。南風の場合、羽田空港D滑走路への着陸機がなくなるためA滑走路で常に離着陸が可能になるほか、北風の場合、C滑走路からの飛行経路とD滑走路からの飛行経路の間隔を充分に確保でき、D滑走路の状況に影響されず、C滑走路から離陸可能になるからです。

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コメント

3件のコメント

  1. 米帝軍が未だに占領し続けている「橫田空域」の存在を無視して議論を行ってもムダだ!

  2. 成田へのアクセスが最初から良かったら、すでに羽田の国際線は廃れていたはずだろうに。何を今さら。

    日本の航空行政には「ハブ空港」(私の認識は乗り継ぎ空港)という概念が無かったのかもしれない。日本各地方空港からのハブ機能は仁川に奪われた。羽田をハブにしたいなら、発着数を数倍に増やせなければ無理だろう。無理だから作ったのが成田だったのではないのかな? 地方空港に掛ける予算をムダ金と見る人もいるが、成田と羽田両方に投資するのもムダと思う。

  3. 横田空域のお話がありますが、富士山周辺も危険な山岳波があることは有名になってほしい

    詳しくは英国海外航空機空中分解事故を検索

    横田空域を避けたとしても関西・九州方面は難あり?

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