【今日は何の日?】信長の水軍発祥の地へ鉄道が延びる

1月12日、信長の水軍発祥の地へ鉄道が延伸しました。

 1957(昭和32)年の1月12日。国鉄の紀勢東線が三重県内の尾鷲駅から新宮駅方面へ向けて2駅、九鬼駅まで延伸開業しました。

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JRの「くき」駅は三重県の九鬼駅のほか、埼玉県内にも宇都宮線(東北本線)の久喜駅が存在する(2008年3月、恵 知仁撮影)。

 九鬼周辺はリアス式海岸で海が入り組んだ場所で、織田信長の水軍として活躍した九鬼水軍発祥の地とされています。

 またそうした険しい地形から、紀勢本線で最も遅くに開業したのがこの付近、三重県内の尾鷲~熊野市間でした。同区間内にある三木里駅と新鹿駅のあいだが開業し、「紀勢東線」と「紀勢西線」が結ばれて現在の亀山~和歌山市間384.2kmの「紀勢本線」になるのは、1959(昭和34)年7月15日のことです。

【了】

【約70年前の路線図】バス連絡だった尾鷲~熊野市間

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