路線バス「SOS」表示、発見したら

路線バスに「SOS」と表示されている場面、起こらないとは限りません。

「乗降中」と表示される場所に

 大阪市交通局は2016年2月10日(水)、バスジャックを想定した訓練を2月15日(月)の10時から11時まで、市バス酉島営業所(大阪市此花区)で実施すると発表しました。

 56系統、酉島車庫前発の大阪駅前行きバスが東島屋バス停(此花区)を発車した直後、刃物を所持した人物に「爆破する」と脅され、バスを乗っ取られる、というシナリオです。

 当日は運転手による「緊急非常ボタン」の操作や、運転手の犯人への対応、警察との連携、乗客の避難誘導などについて訓練。体制の確認、検証を行い、対応能力の向上を図るといいます。

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「乗降中」と表示される場所に「SOS」と表示される(写真出典:大阪市交通局)。

「緊急非常ボタン」を操作すると、バスの後部に「SOS」という表示が出ます。周囲へ異常を知らせるためです。

 しかし大阪市交通局によると、「あまり知られていない」とのこと。もしそうした表示を発見した場合、「ただちに通報していただきたい」と話しています。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. SOS表示を見たら緊急事態が起きているとの事ですので通報するなどします。
    ただ、住居近隣であれば場所等の情報も通報できますが、車で通行している時に遭遇した時、場所等の情報がわからない事があると思います。バスの側面背面にバス会社やNo.を大きく明記するのは如何ですか?