混雑する「湖西道路」 4車線化工事で夜間通行止め 今秋完成目指し事業進む

国道161号「湖西道路」で、4車線化の工事が進んでいます。

2025年秋に4車線化予定

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渋滞が多発する湖西道路の仰木雄琴IC付近(画像:国土交通省)。

 滋賀県の琵琶湖西岸の高規格道路網を形成する国道161号「湖西道路」で、4車線化の工事が進んでいます。

 国道161号は滋賀県大津市と福井県敦賀市を結ぶ道路です。名神高速の京都東ICに直結する藤尾ランプから北へ、信号のない無料のバイパス(西大津バイパス、湖西道路、志賀バイパス)が整備されています。

 湖西道路で4車線化が進むのは、大津市の坂本北ICから真野ICまでの6.6km。南側で接続する西大津バイパスはすでに4車線ですが、北行きが坂本北ICの手前で2車線から1車線に絞られるため渋滞を引き起こしています。また、南行きも仰木雄琴ICを先頭にやはり渋滞多発区間となっています。

 この混雑を緩和するため、2015(平成27)年に4車線化事業がスタート。開通予定は2025年秋です。

 開通に先駆け、2月3日(月)から7日(金)までの期間、車線切り替え工事のため通行止めになります。時間は各日22時~翌朝6時、区間は真野IC~仰木雄琴IC間です。

 国土交通省の滋賀国道事務所は、通行止めの期間中、県道315号~県道558号~国道477号に迂回してほしいと呼び掛けています。

 なお、3月以降も4車線化工事に伴い、夜間通行止めが計画されています。

【画像】工事が進む「湖西道路4車線化」を地図と写真で見る

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