「帰宅ラッシュが早まっている」に対応 西武ダイヤ改正 静かに消える“レア列車”も
西武鉄道は2025年1月23日、ダイヤ改正の概要を発表しました。実施日は3月15日(土)です。
帰宅ラッシュが早い時間帯になっている
西武鉄道は2025年1月23日、ダイヤ改正の概要を発表しました。実施日は3月15日(土)です。
池袋線系統では、東京メトロ有楽町線から直通する平日下りの座席指定列車「S-TRAIN」の時刻が、それぞれ30分繰り上がります。
従来は豊洲駅18時00分発から22時00分発まで1時間おきに発車していましたが、改正後は17時30分発から21時30分発までの毎時30分の発車となります。これは、夕方の帰宅ラッシュが早い時間帯に推移していることを踏まえた措置です。
また、所沢駅におけるホーム混雑を緩和するため、朝ラッシュ時間帯における所沢駅始発の電車3本を、清瀬駅や小手指駅発に変更するということです。日中の所沢止まりの「Fライナー」快速急行についても、小手指行きに延長するといいます。
新宿線系統では、一部時間帯で西武新宿発の特急レッドアロー「小江戸」の発車時刻が、毎時40分発から毎時30分発に変更(平日 西武新宿発7~16時、土休日 西武新宿駅発11~16時)。より分かりやすいダイヤにするということです。
このほか列車の区間延長、接続改善、増発などが行われますが、この中で“レア列車”の消滅も予告されました。
それは、土休日の夕~夜に不定期で運転される、多摩湖線 多摩湖駅発の急行西武新宿行きです。臨時で設けられている18時34分発、19時04分発、20時04分発、20時24分発)の4本すべてを、国分寺行きに変更するといいます。
ちなみに現在、多摩湖線から新宿線に直通する多摩湖駅発の西武新宿行きは、平日朝に1本のみ、定期の各駅停車が設定されています。逆はありません。
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