「グランシップ トレインフェスタ」が変わった鉄イベなワケ
鉄道関係のイベントは、全国でさまざまなものが開催されています。そのひとつである静岡の「グランシップ トレインフェスタ」は、別の、それでいて近い世界の世界的イベントをあわせて楽しめるなど、個性的な存在かもしれません。
静岡の名物駅弁も集結
2016年5月14日(土)と15日(日)の2日間、日本最大級という鉄道イベント「グランシップ トレインフェスタ 2016」が、「静岡県コンベンションアーツセンター『グランシップ』」(静岡市駿河区)で開催されました。今年で18回目の開催になり、例年およそ2~3万人の入場者があります。
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このイベントの特徴としてまず挙げられるのは、「充実した鉄道模型」です。県内外から33の鉄道クラブ団体、およそ420人が参加。大ホールをはじめとする館内各所に、色とりどりの鉄道模型が走行していました。
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さらに今回は、「原鉄道模型博物館」(横浜市)が同館へ出張。JR九州の観光列車「或る列車」の元になった模型などが展示されています。
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「駅弁大会的要素を持つこと」も、このイベントの特徴です。館内では、静岡県内の駅弁業者5社が駅弁を販売。大ホールの観客席など座れる場所も多く、走る鉄道模型を眺めながら駅弁が食べられます。
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「静岡県内の鉄道が集結」しているのも特徴です。遠州鉄道、天竜浜名湖鉄道、大井川鐵道、静岡鉄道、JR東海、JR貨物、岳南電車、伊豆箱根鉄道、伊豆急行の9社がブースを出展。オリジナルグッズ、また「駅名標」といった実際に使っていた品物の販売などが行われました。
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そのほかスタンプラリーや鉄道工作、ミニSLの乗車会などが行われていましたが、この「グランシップ トレインフェスタ」、「メイン会場以外でも楽しめる」のもポイントです。
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