船から「道路の橋桁」が出てきた、トラックに載せて! そのメリットとは
RORO船だから成せる業です。
藤枝バイパスの藪田高架橋に使われる
国土交通省 静岡国道事務所は2025年2月6日(木)、道路工事で使用する橋桁が、RORO船から陸揚げされる様子を公式Xに投稿しました。RORO船とは「Roll On」(乗船)「Roll Off」(下船)の略で、貨物トラックが自走して乗下船できる船のことです。
![Large 20250210 01](https://trafficnews.jp/wp-content/uploads/2025/02/250207_rorob_01-600x400.jpg)
橋桁は大分県の工場で生産され、貨物トレーラーに載せられて清水港でRORO船から下船しました。静岡国道事務所は「橋桁をシャーシ(荷台)ごと輸送することにより無人で航送でき、ドライバー不足の解消や長時間運転の軽減につながります」としています。
ちなみに陸揚げされた橋桁は、4車線化が進む藤枝バイパスのうち、藪田西IC~藪田東IC間の藪田高架橋に使われるそうです。藤枝バイパスは全長11.6kmで、東の起点である内谷ICから広幡ICまでの0.9kmは4車線で開通済み。今後は2026年度に、広幡IC~藪田東IC間1.5kmが開通する予定です。
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