静岡「第三の東名」さらに改良へ! 国道1号「藤枝バイパス」4車線化も見えてきた! 3月“夜間通行止め”で準備へ
国土交通省 静岡国道事務所は2025年2月10日、国道1号「藤枝バイパス」4車線化に向け、3月に一部区間で夜間の全面通行止め工事を行うと発表しました。
「藤枝バイパス」4車線化も近づいてきた!
国土交通省 静岡国道事務所は2025年2月10日、国道1号「藤枝バイパス」4車線化に向け、3月に一部区間で夜間の全面通行止め工事を行うと発表しました。
![Large 20250213 01](https://trafficnews.jp/wp-content/uploads/2025/02/250212_fujieda_01-600x450.jpg)
新東名に並走する国道1号バイパスのうち、藤枝市から島田市にかけての11.6kmが「藤枝バイパス」です。1981年に有料道路として開通し、2005年に無料化されました。
現在、全線で4車線化事業が進められており、静岡側の0.9kmが完成済み。そして2026年度には、新たに広幡IC-薮田東IC間1.5kmが4車線化する見込みです。
これに向けた車線切り替えのため、3月17日(月)から28日(金)までのうち5日間の予定で、内谷IC-谷稲葉IC間で夜間全面通行止め(21時~翌6時)が実施されます。同区間では旧国道1号(県道381号)などへの迂回が呼びかけられています。
また今後、完成までに計8回の車線切り替えが行われる予定です。
広幡IC-薮田東IC間は、新東名の藤枝岡部ICと連絡する国道1号の支線が広幡ICに接続しているものの、浜松側はすぐ2車線になることからボトルネックとなっています。同区間では既存トンネルと並行するもう1本の「潮トンネル」が2023年度に貫通するなどしていました。
ちなみに、2025年3月には、藤枝バイパスの西隣りの区間にあたる「島田金谷バイパス」で、大井川の橋の前後区間が4車線化されます。
新東名と東名の間を並走する信号の少ない高規格路として、“第三の東名”ともいえる存在の国道1号バイパス。そのボトルネック部が少しずつ解消されていきます。
コメント