常磐道、暫定2車線区間の一部を4車線化へ 付加車線設置も推進

常磐道の暫定2車線区間であるいわき中央IC~岩沼IC間のうち、いわき中央IC~広野IC間と山元~岩沼IC間の4車線化が推進されます。

福島県、宮城県内の2区間計41kmを4車線化

 国土交通省は2016年6月7日(火)、4車線化する常磐自動車道の2区間について、高速自動車国道法に基づく「高速自動車国道の整備計画の変更」が完了したと発表しました。

 常磐道は三郷JCT(埼玉県三郷市)を起点に太平洋沿岸を通り、亘理IC(宮城県亘理町)までのおよそ300kmを結ぶ高速道路です。このうち、いわき中央IC(福島県いわき市)と岩沼IC(宮城県岩沼市)のあいだ128kmは、暫定2車線で開業しています。

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常磐道の暫定2車線区間と、4車線化区間の概要(画像出典:国土交通省)。

 この暫定2車線のうち、いわき中央IC~広野IC(福島県広野町)間27kmと、山元(宮城県山元町)~岩沼IC間14kmを4車線化するもので、政府が決めた「復興・創生期間」(2016~2020年度)内での完成を目指すとしています。

 なお、4車線化の対象外である広野IC~山元IC間については、必要な箇所に付加車線が設置されます。

【了】

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