「愛知万博を思い出して」元アクセス路線で“モリコロ仕様”復刻 期間限定駅名も帰ってくる?
愛知環状鉄道が、愛知万博20周年にちなんだ企画を展開します。
愛知万博時の車両デザイン復刻
愛知環状鉄道は2025年3月5日、愛知万博を思い出したり、新たに知ってもらったりする機会になるよう、車両デザインの復刻など、当時を振り返る企画を実施すると発表しました。

愛知万博「愛・地球博」は、2005年に愛知県長久手町(当時)や豊田市・瀬戸市で開催され、会期中の185日間に2200万人が来場しました。この愛知万博を再認識して成果と理念を継承しようと、20周年を迎える今年の3月から9月まで愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で、「愛・地球博20祭」が開催されます。万博会場アクセスの一翼を担った愛知環状鉄道は、この協賛事業として今回の企画を展開します。
愛知環状鉄道の車両は、青帯への変更が進んでいますが、残っている緑帯うちの1編成(2両)を使って愛知万博時のデザインを復刻します。車体の各所に、愛知万博のロゴや、キャラクター「モリゾー」「キッコロ」などを配置します。
運行は3月13日~9月25日。運転時刻は愛知環状鉄道のウェブサイトで公開されます。9月には、この復刻デザイン編成を使った有料イベントが開かれる予定です。
八草駅(豊田市)では、愛知万博の思い出などを掲出するコーナーを設置。万博時限定の駅名「万博八草」の駅名標レプリカも展示します。
このほか、列車や駅、イベントで、愛知万博時の列車や復刻編成をデザインした「でんしゃカード」「鉄カード」、ペーパークラフトを配布。また、モリゾーやキッコロとコラボした愛知環状鉄道のグッズ販売も計画しています。
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