「西武のジャンクション駅“高架化”」6月ついに部分供用へ! 主要街道の“踏切待ち”一気に短く!? 高架駅も一部使用開始
西武線の「東村山駅」周辺で進められている高架化工事をめぐり、一部の高架線が2025年6月にも使用開始となることが分かりました。
主要街道の踏切が“半分”に 「東村山」一部高架化へ
西武線の「東村山駅」周辺で進められている高架化工事をめぐり、一部の高架線が2025年6月にも使用開始となることが分かりました。3月13日に行われた東京都議会予算特別委員会の答弁で発表されました。

東村山駅(東京都東村山市)は西武新宿線、国分寺線、西武園線が交わる北多摩のジャンクション駅で、駅と3つの路線を高架化する事業が2013年から行われています。
今回高架化するのは「新宿線の下り線」で、東京都建設局鉄道関連事業課によると、2.3kmの事業区間を一気に供用します。東村山駅の高架ホームも新宿線下り線のみ使用開始。上り線および国分寺線、西武園線は引き続き地上ホームを使います。
これにより、区間内の4つの踏切は上り線のみの遮閉となるため、遮断時間が大幅に短くなりそうです。このなかには、“多摩南北道路”5路線の一つに数えられる主要道路「府中街道」の踏切(久米川2号踏切)が含まれます。
新宿線下り線を高架化した後は、国分寺線・西武園線を高架化し、最後に新宿線上り線を高架に切り替え、地上線を撤去して完了となります。事業前の東村山駅は地上3面6線の構造でしたが、高架化後は2面4線となります。
鉄道高架化の事業期間は現在のところ、2029年3月までとなっています。
6月の新宿線下り線の高架切り替え日は追って発表されますが、その前に住民向けの見学会も行われることが、予算委員会の答弁で明かされています。
東村山警察署の踏切はお昼時大渋滞でイトーヨーカドー行くのに1時間かかります 工事のかたよろしくおねがいします