ロシア軍の貴重な車両が「袋叩き」に? “戦車っぽいけど砲塔がない”奇妙な外観 優先的に狙われたか

ドローンが跋扈する戦場では、損傷した車両を回収するのも困難が伴うようです。

貴重な装甲回収車が集中攻撃を受ける

 ウクライナ国防省は2025年3月、ロシア軍の「BREM-1」装甲回収車をドローンによる攻撃で撃破する映像を公開しました。

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BREM-1装甲回収車(画像:ウクライナ国防省)

 BREM-1は、T-72戦車の車体にクレーンやドーザープレート、修理キットを収めたコンテナなどを取り付けた装甲回収車です。通常のT-72とは外観が大きく異なります。映像に映っている車両は、即席の追加装甲も施されていますが、ドローンの執拗な攻撃を受けて撃破されてしまったようです。

 ウクライナ国防省は、「この車両を完全に破壊するために、何機のドローンが使用されたのかは数えきれない」とコメント。BREM-1は戦場から損傷車両を回収できる貴重な車両のため、ウクライナはこれを優先攻撃目標にしている可能性もあります。映像を撮影した時期や場所については明らかにしていません。

 民間OSINT(公開情報調査)サイト「オリックス」によると、ロシア軍はウクライナへの全面侵攻を開始して以降、BREM-1を92両も喪失したことが確認されています。

 ドローンが跋扈する戦場では、損傷した車両を回収するリスクも従来より高くなっているようです。

【画像】執拗な攻撃を受けて撃破された「BREM-1」装甲回収車

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