本州~北海道の“新航路”ついに新造船を投入! 展望浴室あります! 函館スルーで一気にワープ!?
これは心強い。
迅速に救命ボートを出動させる
津軽海峡フェリーは2025年4月8日、室蘭~青森航路へ新造船「ブルーグレイス」を8月8日室蘭発から投入すると発表しました。

新造船は8900総トン、定員422名で、トラック65台または乗用車230台を積載可能。現行の「ブルーマーメイド」(2014年建造)を代替します。
現行船にはない「展望浴室」の新設は大きなトピックでしょう。このほか新等級「ファースト(2名・4名)」および「ファースト/わんこ同伴室」を新設。従来の等級であるスタンダードには、マットレス、鍵付きロッカー、コンセントを完備するなど設備を拡充するほか、ビューシート、コンフォートシングルをより利用しやすい価格に変更するということです。
室蘭~青森航路は、社名通り函館と青森・大間のあいだを運航していた津軽海峡フェリーが2023年10月に就航させた新航路です。現在は室蘭発20時50分、青森発10時40分にて、約7時間で結んでいます。
同区間のフェリー就航は、2008(平成20)年に東日本フェリーが撤退して以来15年ぶりでした。室蘭には2018年から川崎近海汽船が宮古(岩手県)や八戸とのあいだにフェリーを運航したものの、これも2022年2月に撤退していました。
ブルーグレイス就航後の運賃は、最も安いスタンダードで大人5090円から。本州-北海道の新たな移動手段として、鉄道旅行派にも注目されているようです。
なお、ブルーグレイスの予約は5月8日9時から受付開始となります。
※一部修正しました(4/9)
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