日本は「“伸びしろ”がある」 新・豪華客船「飛鳥III」まもなく登場 クルーズ市場は“急拡大”するか

日本初となるLNG燃料クルーズ船「飛鳥III」のデビューが近づいています。日本を代表するクルーズ船の新型は、どのような船なのでしょうか。

「まだ伸びしろがある」日本

 郵船クルーズの西島副社長は「日本のクルーズ人口が少ないということは、まだ伸びしろがある」と力を籠めます。「実際『飛鳥II』の販売は好調だ。クルーズ船は敷居が高いというイメージがあるが、いちど乗っていただくことで、良さを理解できると思う」

Large 20250410 01

拡大画像

既存の飛鳥II(深水千翔撮影)。

「飛鳥III」は横浜港を拠点として、“オープニングクルーズ”では国内30か所に寄港します。7月20日のデビュー初航海は横浜発着で函館と小樽を巡るプランで、8月15日からは日本一周クルーズへと向かいます。これに加えて博多発着で韓国・済州島に寄港するプランや、神戸発着で函館、釧路、仙台を巡るプランもあります。

 さて、初代の「飛鳥」はリプレースに伴って売船されましたが、「飛鳥II」は今後も現役にとどまり続け、「飛鳥III」の就航に伴って価格やサービスのレベルを変えることも想定していないといいます。III就航後の「飛鳥II」では、「お客様の好みに寄り添う旅」をコンセプトに、さまざまな日本の魅力を堪能できるテーマ型クルーズを展開していく予定です。

 熱田健二常務は「飛鳥IIで培ってきた、おもてなしの心は継続していくが、食事やエンターテイメント、そして寄港地の過ごし方といった多くの選択肢を、お客様が自由自在にデザインする選択型のクルーズというのを提供していきたい」と話しています。

「飛鳥III」のデビュー後は横浜港大さん橋で「二引」のファンネルマークを描いた客船が並ぶ姿が見られるようになります。スケジュールによると、8月1日17時、両船が同時に大さん橋を出港することになっています。

【マジで!?】これが「川を下っていく巨大クルーズ船」です(写真)

Writer:

1988年生まれ。大学卒業後、防衛専門紙を経て日本海事新聞社の記者として造船所や舶用メーカー、防衛関連の取材を担当。現在はフリーランスの記者として活動中。

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 『船長と船医はヒマなのが良い』と言うそうですが、持参薬(高血圧、糖尿病、高脂血症などなど)を忘れた、ヤクが切れたと言うお爺ちゃんばかりで、出航直後から船医は大忙し。あぁ!薬品棚の在庫が尽きた!!

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス