新潟がさらに近く!「L字」を斜めに8km進む国道49号バイパス、6月全線開通へ

国道49号水原バイパスが、2025年6月に全線開通します。

旧水原町の市街地を通過

 国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所は2025年4月15日、国道49号水原(すいばら)バイパスが6月8日に全線開通すると発表しました。どのような道路なのでしょうか。

Large 20250416 01

拡大画像

国道49号水原バイパス土橋交差点付近の整備状況。2025年3月31日撮影(画像:国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所)

 国道49号は、福島県いわき市と新潟県新潟市中央区を東西に結ぶ道路です。JR磐越東線・磐越西線や磐越道が並行しています。

 このうち水原バイパスは、新潟県阿賀野市の寺社と下黒瀬を結びます。元々の国道は旧水原町の市街地を経由するL字のルートでしたが、バイパスは両端を斜めに結びます。

 全長8.1kmのうち、百瀬(土橋交差点)より北は2022年12月に開通。そして2025年6月に南の残り2.7km(鴨深交差点~土橋交差点)が開通する予定です。これにより、水原バイパスは、暫定2車線で全線がつながります。

 市街地の渋滞多発箇所を避けるルートが完成すると円滑な走行が可能となり、新潟市内への時間短縮が見込まれます。

【地図】国道49号「水原バイパス」の計画ルートを見る

最新記事

コメント