「ハザード挨拶」する? 法律にないクルマどうしのコミュニケーション 「反ハザード」派の意見とは

クルマを運転中「ありがとう」の意を込めてハザードで挨拶する行為。しばしば目にする光景ですが、厳密にはルール違反です。さらに近年は「反ハザード挨拶」派も増えているのだとか。

「ハザード」とはいうけれど…

 天変地異が増えた頃から、各地で「ハザードマップ」というものが浸透するようになりました。筆者はこの名を初めて耳にした際、「点滅する地図……いったいどういう意味だろう」とアホ丸出しの感想を抱きましたが、そもそも「ハザード」とは「危険・脅威・危害要因・災害」といった意味であり、何も「点滅する」という意味ではありません。

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日本のドライバーに浸透している「ハザード挨拶」。実はルール違反(画像:写真AC)

 クルマのハザードも、本来は周囲へ危険を知らせる時に使用するもので、正式名称は「非常点滅表示灯(ハザード)」です。故障時などやむを得ない場合の路上駐車、クルマがけん引される際などに使用します。

 この使用目的を逸脱して、合流時などの「サンキューハザード」に見られるように、「ありがとう」とお礼を示すためにハザードを用いるのは、ルール違反と見る向きもあるでしょう。ハザードは、道路交通法に具体的な使用方法が記載されていない一方、条文には以下のような記述があります。

「第18条第2項」

自動車(自動二輪車及び小型特殊自動車を除く)は、法第52条第1項前段の規定により、夜間、道路(歩道又は路側帯と車道の区別のある道路においては、車道)の幅員が5.5メートル以上の道路に停車し、又は駐車しているときは、車両の保安基準に関する規定により設けられる「非常点滅表示灯(ハザード)」、駐車灯又は尾灯をつけなければならない。

「第26条の3 第3項」

通学学園バスは、小学校等の児童、生徒又は幼児の乗降のため停車しているときは、車両の保安基準に関する規定に定める「非常点滅表示灯(ハザード)」をつけなければならない。

 以上よりハザードは、通常の運転時に、無闇やたらに使うべきではないものだということがわかります。

ブレーキもかかる! 究極の「ハザード」ボタン(写真)

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コメント

1件のコメント

  1. その昔、車線を譲ろうと思ったら加速せず車間距離を開け、無理なく車線変更できるようにし、譲ってもらったらポンピングブレーキで合図していた。最近の記事で、ポンピングブレーキがわからないとの記事を読んだが、AT全盛となった車社会では、無理な運転操作なんだろうか?

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