「JR駅と『市駅』をつなぐ橋」まるっと“横スライド”の次は“踏切新設” 街の象徴の造り替え大事業 通行止め範囲拡大
大河を隔ててJRの「〇〇駅」と私鉄の「〇〇市駅」が離れている都市で、その両駅をつなぐ象徴的な橋の造り替え事業が進行しています。
足利市駅の北側「中橋」架け替え
大河「渡良瀬川」を隔ててJRの「足利駅」と私鉄の「足利市駅」が離れている栃木県足利市、その両駅をつなぐ象徴的な橋の造り替え事業が進行しています。
架け替えが行われているのは、東武伊勢崎線「足利市駅」の北側に位置する渡良瀬川を渡る「中橋」です。すでに周辺では同橋を含む周辺の大規模な通行止めなどが行われています。
2025年12月5日より、橋の北側に位置するJR両毛線の県道の踏切を廃止し、その東側の足利市立美術館近くに車両も通れる踏切を新設します。これに伴い県道は2028年頃まで通行止めとなります。
中橋は1936年に開通した3連の鉄骨アーチを有する象徴的な橋ですが、架設位置が低く、水防上の理由から架け替えが行われることになりました。架け替え後は、橋の北側に新設されるJR線の跨線橋と一体になります。
その現橋の3連アーチは、2025年5月、並行して新設された橋脚の上に横スライドして移設され、人道橋として開通しています。本橋の新設工事がいよいよ本格化します。
ちなみに、森高千里さんの歌にもなった「渡良瀬橋」は一つ上流の橋です。渡良瀬川南岸と北岸の市街地を結ぶ3橋のうち、中橋はその名の通り真ん中に位置しています。





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