九州の高速乗り放題パス7月登場 普通車は3日間6500円 往復セットも発売
九州の高速道路が定額で乗り放題になるETC車向け「九州観光周遊ドライブパス」が2016年7月に登場。大阪以西の各エリアから九州までの往復がセットになったプランも発売されます。
7月1日からウェブサイトで発売
NEXCO西日本は2016年6月21日(火)、「平成28年(2016年)熊本地震」により影響を受けている九州の観光を支援するため、九州の高速道路が定額で乗り放題になる「九州観光周遊ドライブパス」を、7月1日(金)からETC車を対象に発売すると発表しました。
乗り放題の区間はNEXCO西日本が管轄する九州道や東九州道、長崎道といった九州内の高速道路(関門トンネルを除く)。連続して最大3日間利用できる「九州エリア乗り放題プラン」と、大阪以西のエリアを発着地とする最大4日間の「往復料金セットプラン」の2種類が発売されます。
利用できる期間は7月15日(金)から12月18日(日)まで。ただし8月10日(水)から8月16日(火)は除きます。対象車種はETCを搭載した普通車および軽自動車など(二輪車含む)です。
値段は「九州エリア乗り放題プラン」の普通車が6500円、軽自動車などが5200円。「往復料金セットプラン」は5つの発着地が設定されており、例えば「兵庫・大阪発着エリア」だと普通車が1万8900円、軽自動車などが1万5100円、「広島・島根発着エリア」だと普通車が1万2600円、軽自動車などが1万100円です。
パスを利用するには、NEXCO西日本のウェブサイト「みち旅」から事前の申し込みが必要です。なお、パスを購入すると、周遊エリア内の指定サービスエリアで利用できる割引クーポンなどが特典として進呈されます。
NEXCO西日本は、広島IC(広島市安佐南区)を出発して熊本、宮崎、福岡を周遊し、広島ICに戻る利用例をウェブサイトで紹介。ETC普通車、平日、昼間の利用で2万5360円が、「往復料金セットプラン」の利用によりおよそ半額の1万2600円になるとしています。
【了】
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