「面舵いっぱーい」の「おもかじ」って? じつは身近な動物たちが関係している!? では「ヨーソロー」は?

船は右に舵を切ると「面舵」、左に舵を切ると「取舵」と言いますが、そもそもこの「おも」や「とり」はどこからきた言葉なのでしょうか。

「ヨーソロー」は昔の言葉が語源?

 では船を真っすぐに進める際に使う「ヨーソロー」という言葉はどのような語源となっているのでしょうか。

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方向転換する海上自衛隊の護衛艦(画像:自衛隊鹿児島地方協力本部)

 まず「ヨーソロー」は、指示した目標物や方位に船を真っすぐ向け進むという意味なのだそうです。実は語源は日本語にあるようで、「宜しく候(よろしくそうろう)」が変化したものなのだそうです。

 幕末時代の名残だそうで「よし」や「了解」といった意味であり、「(その方向で)よろしいです」と進むべき方向が間違っていないことを確認する言葉なのだそうです。ちなみに、レスリング用語でも「ヨーソロー」がありますが、これはサイドスープレックス(俵返し)のことです。

 

【あ、わかりやすい!】これが、面舵・取舵の語源です(画像)

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