「太平洋の多民族国家」ニュージーランド航空が制服一新! “汎用“と“現地人向け”用意 かなりユニーク!?

ニュージーランド航空が新たなユニフォームを発表しました。

伝統文化を全面に押し出したデザイン!

 ニュージーランド航空が2025年4月、客室乗務員、地上スタッフ、パイロットが着用する新しいユニフォームを発表しました。

Large 20250425 01

拡大画像

ニュージーランド航空(乗りものニュース編集部撮影)。

新しいユニフォームは、マオリ語でニュージーランドを表す「アオテアロア」と伝統文化に対する誇りを体現し、大胆なプリント、色彩、優美なデザインが特徴とのこと。タ・モコ(マオリのタトゥー)アーティスト手描きのプリントが採用されるなどしています。

 また、客室乗務員や地上スタッフに向けた汎用デザインの制服のほか、太平洋諸島出身のスタッフ向けとして男性用のスカートなど、イエファイタガ(太平洋諸島の文化的な衣服)を試験的に取り入れた制服も用意。多民族国家であることを踏まえた取り組みだといいます。

 現行の同社の制服は2011年に採用され、ニュージーランドらしさをデザインに取り入れたものでしたが、マオリの文化やニュージーランドの伝統をより強く取り入れたものになります。新ユニフォームは2025年5月から機内にてトライアル着用を開始し、着用した従業員によるフィードバック期間を経てから、2026年に全従業員が着用する予定とのことです。

【え…!】これが発表された新ユニフォームです(写真)

最新記事

コメント