女性を意識した新観光列車「伊豆クレイル」、女性の手で出発進行 走行区間と不思議な縁も

「伊豆クレイル」とその走行区間にある、時代を超えた不思議な縁

 また運行初日の「伊豆クレイル」は、さらに「女性」が意識されていました。担当したJRの乗務員は、運転士が国府津運輸区の主任運転士である森 可奈さん、車掌が熱海運輸区の主任車掌である山下茉菜美さん。つまり女性乗務員の手によって、「伊豆クレイル」の運行が始められたのです。

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出発セレモニーで花束を受け取る「伊豆クレイル」一番列車の森、山下両乗務員(2016年7月16日、恵 知仁撮影)。

「初日の運転担当に選ばれ大変うれしく思っております。お客さまにおいしい料理、美しい景色を存分にお楽しみいただけるように安全運転に努め、ゆったりとした時間と感動をお届けします」(森運転士)

「初列車を担当することができ光栄です。お客さまのすてきな旅の思い出になるよう、精いっぱい務めます」(山下車掌)

 現在では「男女雇用機会均等法」などにより、鉄道の女性乗務員は珍しくありませんが、かつてはそれだけでニュースになった時代がありました。一般的な電車を運転する女性の運転士が初めて誕生したのは1993(平成5)年、伊豆急行線(伊東〜伊豆急下田)でのことで、当時はそれ自体が「ニュース」としてメディアで取り上げられています。

 今回、観光列車として珍しく特に「女性」を意識して登場した「伊豆クレイル」。それが走るのは、JRの東海道本線(小田原〜熱海)と伊東線(熱海〜伊東)、そして伊豆急の伊豆急行線です。JR東日本がおもに「女性」を意識した観光列車をそこに誕生させたことについて、差別化などの考えほか、偶然とはいえひとつの「縁」も感じます。

 ちなみに「伊豆クレイル」は土休日を中心に運転され、JR東日本によると好評ですでに満席の列車が多いとのこと。ただ、まだ空きはあるそうです。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. そうやって女性の手によってとか言ってるようだけど、本来の均等法の意味分かってないよね。男女の職場配置や訓練は同等に行うものなわけだから熱海と国府津の女性乗務員だけがこの列車成り立たせてるわけないことくらいわからないんかいな。
    伊豆急の女性乗務員が当時報道された?じゃあ伊豆クレイルの営業初日の伊豆急行線内の運転士、車掌は女性だったのかと。ラウンジで弾いていた演奏者は二人とも女性だったのかよ。バーカウンターのスタッフは両方とも女性だったか?
    そこそこ適当なこと書かないでほしいし、わざわざ現地行ってるようだけど、このくらいの事しか書けないんじゃあ話題として乏しすぎ。
    且つ、実際乗ってみて思うけど女性より男性客の方が多かったし。