休日に運転すると渋滞が多い気がします。「サンデードライバー」が原因でしょうか。うまく回避する方法はあるのでしょうか。
同じ道、同じくらいの交通量の道路を走っていても、平日よりも土休日のほうがはるかに全体の流れが鈍いことがあります。いわゆる「サンデードライバー」が増えるせいだという説ですが、これは果たして本当なのでしょうか。
「運転に慣れているかどうか」だけが原因ではなかった
筆者(松田義人:ライター・編集者)は、平日・土休日を問わずクルマを運転するのですが、同じ道、同じくらいの交通量の道路を走っていても、平日よりも土休日のほうがはるかに全体の流れが鈍く、結果的に軽い渋滞を起こすことが多いように感じています。いわゆる「サンデードライバー」が土休日に増えるせいだという説ですが、これは果たして本当なのでしょうか。

交通心理士で近畿大学物理工学部准教授の島崎 敢先生に聞いてみると、先生は個人的な経験からも「土休日は運転に不慣れな人が走るから渋滞する」と解釈をしていると言います。
「この説については、私の経験からしても、かなり当てはまる部分があります。ただ、最初に触れておきたいのが『プロのドライバー』といわゆる『サンデードライバー』の大きな違いは、単に『運転に慣れているかどうか』だけではありません」
こう話す島崎先生。それぞれを詳しく解説してくれました。
「平日・休日を問わずハンドルを握る『プロのドライバー』の多くは、決まったルートを繰り返し走っているため、どの地点で渋滞が起きやすいか、どの道を避けたほうがいいかなど、現場の感覚をもっています。一方で『サンデードライバー』は、その日初めて通るような道を走ることも多く、土地勘も少ない。もちろん、運転そのものに慣れていないケースもあるため、速度が不安定だったり、必要以上にブレーキを踏んだりと、結果的に全体の流れを乱してしまうことがあるように思います」(島崎先生)
さらに、「プロのドライバー」といわゆる「サンデードライバー」には、「運転中の状況の違い」もあると指摘します。
「『プロのドライバー』は基本的にひとりで黙々と走ることが多いですが、いわゆる『サンデードライバー』の場合、家族や友人と一緒に乗っていることが多く、車内での会話や急なトイレのリクエストなど、注意が散漫になる要素が多くなります。これは心理的な負荷の面でも大きな違いだと言えます」
ここ最近と言うかコロナ(2019〜)やオリンピック辺りから段階的にプロドライバーさん数珠繋ぎの渋滞が増えてきてると感じる。ドライバー不足と嘆かれてるけど上に乗ったらプロドライバーばかり。首都高や周りに物流センターの多い圏央道などは特に。
実際コロナ禍を境にネット通販や個配が増えたのかと思う。ドライバー不足で需要ばかり増える世の中、トラックの積載制限見直しとかをしてもいいのではないか…。
普通車の性能は日進月歩なのだからトラックだってトヨタ辺りが音頭とって開発すれば高性能化は出来るはず。仮に積載量が2割上がれば必然的に稼働台数は減るはず。
トヨタはトラック作ってないから関係ねぇよと言っても物流は国の根幹。多少税金を注入してもトラックのスペックを上げる方向に舵を切ってもいいはず。
それか運送業を国で一括管理してより少ない台数で効率よく運べるシステムを作ればいい。東名の自動運転なんかも合わせればJRのダイヤ並みに効率いい運行が出来る様になるかも。