ロシア海軍の「新鋭ステルス艦」と海自ミサイル艇が“にらみ合い”!? 北海道沖にロシア艦が4隻も出現

補給艦まで引き連れて何を?

礼文島沖に出現したロシア艦の画像を防衛省が公開

 防衛省・統合幕僚監部は2025年6月12日、礼文島(北海道)の北西約50kmの海域で、ロシア軍海軍の艦艇4隻を確認したと発表。自衛隊が撮影した画像も公開しました。

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ロシア海軍のミサイル艇を監視した海上自衛隊の「くまたか」(画像:海上自衛隊)

 防衛省によると、今回確認されたのはステレグシチー級フリゲート2隻(艦番号333および335)、タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇(艦番号971)、ドゥブナ級補給艦の計4隻。宗谷海峡を東進したとしています。

 これに対して自衛隊は、海上自衛隊第1ミサイル艦艇所属のミサイル艇「くまたか」により警戒監視・情報収集を行ったとしています。

 ステレグシチー級は、ロシア海軍では最新の艦艇のひとつで、ステルス性を考慮した外観です。ロシア海軍では警備艦、もしくはコルベットに区分していますが、西側ではより大型のフリゲートに分類しています。

 タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇は、旧ソ連時代から運用されており、小型の船体に艦対艦ミサイルを装備しているのが特徴です。2024年2月には黒海艦艇に所属する同型艦の「イワノヴェツ」がウクライナ軍の無人水上ドローンによる攻撃を受けて戦没しています。

【画像】これが自衛隊が撮影したロシア海軍「新鋭ステルス艦」です

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