関空は過去最高71.4万人 夏の国際空港利用者が1~2割増、就航や増便などで
関空は過去最高を見込む
関西国際空港は、夏季期間でこれまで最高だった2015年度を上回る71万4700人の利用が見込まれています。出国は前年同時期比10%増の36万4900人、入国は15%増の34万9800人で、方面別では中国、韓国、台湾がトップ3にランクイン。出国のピークは8月11日(木、祝)、同じく入国は8月16日(火)の見込みです。
関西エアポート 広報グループは、夏季期間の利用者が過去最高を記録しそうな背景について「外国人旅行客の増加が続いている中で、日本人旅行者の利用が重なることが考えられる」としています。外国人は中国や韓国、台湾、香港などアジア圏が多いそうです。
海外旅行者数は2012年の1849万人から減少傾向にあり、2015年は1621万人でした。一方、日本を訪れる外国人は増加の一途をたどっており、2012年の836万人から2015年は倍以上の1974万人が来日しています。
空港各社は、夏季期間中は保安検査場などの混雑が予想されることから、時間に余裕をもって早めに空港に来ること、また、駐車場も混雑が予想されるため、公共交通機関の利用を推奨しています。
【了】
コメント