“短すぎるランプ”を改良! 「事故率ワーストの自動車専用道路」名阪国道で進む安全対策
名阪国道の上野ICで、下り大阪方面入口の加速車線が延伸しました。
「上野IC」を改良
国道25号「名阪国道」の上野IC(三重県伊賀市)で、2025年6月27日、下り大阪方面入口の加速車線が延伸しました。

この入口は加速車線が短かったため、合流時に十分な加速ができず、本線を走るクルマとの速度差から急ブレーキや追突のリスクがありました。加速車線の延伸により合流がスムーズになり、安全に走行できるようになったそうです。
名古屋と大阪を結ぶ通行無料の自動車専用道路「名阪国道」は、1965(昭和40年)に開通して以来、物流の大動脈として機能していますが、10kmあたりの死亡事故は0.6件で、これは全国の自動車専用道路でワースト1です(2014~2018年の5年平均、交通事故統計年報、イタルダ)。
このような状況を踏まえ、名阪国道では複数箇所で改良が進められており、ランプの延伸は2022年に久我ICと伊賀ICの一部でも行われています。
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