強烈渋滞タウン「流山の旧市街」が変わる? 主要街道の「バイパス新区間」開通でボトルネック解消なるか
千葉県流山市で都市計画道路「3・3・2号新川南流山線」の一部区間が2025年7月31日(水)15時の予定で開通します。これにより“ボトルネック”の解消に期待がかかっています。
バイパスのボトルネック部分が解消
千葉県流山市で都市計画道路「3・3・2号新川南流山線」の一部区間が2025年7月31日(水)15時に開通する予定です。これにより、市街地のボトルネック解消に期待がかかっています。

開通するのは、つくばエクスプレス流山セントラルパーク駅の西側、セブンイレブン流山セントラルパーク店から北へ、県道278号までの500m弱です。県道278号の「加」交差点に接続している旧道に並行して、区画整理事業の一環で作られた直線的なルートが開通します。
このルートは、県道5号松戸野田線、通称「流山街道」のバイパスの一部となります。流山街道の南流山駅付近から分岐し、つくばエクスプレスに沿って流山の旧市街を迂回し、常磐道の流山IC南側で現道と合流するバイパスですが、流山セントラルパーク付近の区画整理地で未整備の部分が残っていました。
特に、今回開通するバイパスの旧道にあたる「加」交差点付近は、新道の南側が途切れており、南北に走るクルマがクランク状の動きを強いられるために渋滞が発生しています。このクランクが新道区間の開通で解消されることになります。
並行して、流山セントラルパーク前後区間の4車線化も進められており、松戸方面から流山IC方面への移動がスムーズになりそうです。
流鉄流山線の沿線に形成された流山の旧市街を貫く流山街道や、それに接続して江戸川を渡る「流山橋」などは、昔ながらの県道であるため慢性的な渋滞が発生しています。地元に住む40代男性は「流山街道は走れたもんじゃない」としつつ、バイパスもクランクで渋滞することから、別のルートを選んでいると話します。
「クランクが解消して、さらに4車線化されれば、多くのクルマがこのバイパスを選ぶようになるのでは」と期待を寄せました。
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