四国の空港に「巨大な珍客」飛来! なが~い機体に “世界最強エンジン”搭載 やってきた目的は?
短い滑走路でタッチ&ゴー!
短い滑走路でタッチ&ゴー
香川県の高松空港は2025年8月5日、政府専用機のB777-300ERが習熟訓練を目的に飛来したと発表し、公式Xでその様子を紹介しました。

政府専用機は、皇族や総理などの要人輸送や、海外の邦人保護を目的に日本政府が保有している機体で、航空自衛隊が管理しています。「80-1111」号機と「80-1112」号機の計2機が導入され、北海道の千歳基地をホームベースとして運用されています。
B777-300ER型機は、全長73.9m、全幅64.8mもある大型の機体。最大航続距離は約1万4000kmにおよび、搭載するゼネラル・エレクトリック社製の「GE90-115B」エンジンは、「世界でもっとも強力なターボファンエンジン」としてギネス記録に認定されています。
政府専用機は羽田空港では見かける機会が多い機体ですが、高松空港では珍しい存在。公開された映像は「タッチ&ゴー」と呼ばれる離着陸訓練の様子を捉えたもので、長さ2500mの滑走路に着陸しています。
高松空港では通常、JALやANAの定期便でもB777型機で運行される便はないため、貴重な「珍客」となりました。
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