まるでCG? 異形の駆逐艦「ズムウォルト」まもなく就役 特異な姿、背景にその任務

2016年10月、これまでの水上艦とは一線を画す姿をした、アメリカ海軍の駆逐艦が就役します。まるで、ひと昔前のCGがそのまま実物になったようでもある異様な形、背景にはその艦の任務がありました。またその姿、日本でしばしば見かけるようになるかもしれません。

【写真】異形の駆逐艦「ズムウォルト」

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「ズムウォルト」の設計思想は従来の艦艇とは根本的に異なっており、それがこのカタチに結実した(写真出展:アメリカ海軍)。

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1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。

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コメント

5件のコメント

  1. こんな感じの乗務員女子だらけな艦が活躍するアニメがあったような。

    実物?はまだなかったんですね。

    • 皮肉にも潜水艦では実現しそうですが。

  2. 1頁>本来「ステルス」とは、相手に発見されにくいようにする技術やメカニズムを意味します。

    3頁>「ズムウォルト」は日本へ 各地で見られる可能性も

    くすくす

  3. 古のワシントン海軍条約(本来単にワシントン条約。ただし同名別内容の存在を考慮してあえて海軍を追記)なら、基準排水両の時点で立派な主力艦。ロンドン海軍条約(こちらも本来ロンドン条約)なら主砲の口径で軽巡洋艦扱い。いずれにしても駆逐艦という艦種は妥当ではない。ついでに短魚雷もCIWSもないし乗員も少なくダメージコントロールも機械頼りだし、上部構造物がプラスチックだから被弾や被雷の際どうなるかわからない。少なくとも単艦行動は極めつけに危険、という意味でも駆逐艦という名前は不当。あえて当てはめるならかつて存在した火力支援艦(LSF-1キャロネードのみ)とすべき。

  4. 的のレーダー方向に艦首を向けたらほとんど反射波が出ないような形状だな。