「あー、あったねー!!」 1代で消えたスズキの「背が高~い軽」を覚えているか 兄弟モデルも今やライバルに!?

2025年8月に先行公開されて話題となっている4代目となる日産「ルークス」ですが、実はルークスはスズキの“一代限りで消えた”軽のOEM版としてスタートを切ったモデルでした。

「昨日の友は明日の敵」?

 ところが、パレット/ルークスの人気はいまひとつ伸び悩み、タントの牙城を崩すには至りませんでした。パレットはタントと比べると、キャビンは乗用車的に絞られており、通常モデルのフェイスも比較的押しの弱い、きわめてシンプルものでした。

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後継として登場した「スペーシア」は、パレットと同じ「MK」から始まる型式が与えられている(画像:スズキ)

 パレットとルークスの不振は、こうした良くも悪くも「ワゴンRの発展版」的なキャラクターが裏目に出たものと考えられます。

 追い打ちをかけるように、2011年にはホンダから初代「N-BOX」が発売。N-BOXはタントすらも圧倒する爆発的ヒット作となり、パレット/ルークスはますます埋没していきました。スズキは2013年、パレットの後継としてプラットフォームを全面刷新した「スペーシア」を発売し、再出発を図ることに。パレットは、スズキのなかでは比較的珍しい1代限りのモデルとなりました。

 一方、日産は2011年に三菱との合弁会社「NMKV」を設立し、軽自動車の開発を三菱とともに進めていくことを決定しました。初代ルークスはこれに伴って2013年に販売を終了。同年には軽ハイトワゴンの日産「デイズ」と三菱「eKワゴン」が、翌2014年にはルークスの2代目となる「デイズルークス」(三菱版は「eKスペース」)がそれぞれ登場しました。

 こうして袂を分かったパレット(スペーシア)とルークスですが、2025年後半には日産の新型ルークス、三菱の新型eKスペース/デリカミニが発売となる見通しです。N-BOXに肉薄する人気を獲得しているスズキ「スペーシア」へ、日産&三菱がライバルとなって攻勢をかけることとなります。

【これじゃ売れない?】“スズキ製”だった「初代ルークス」です(写真で見る)

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コメント

1件のコメント

  1. 車名こそ残らなかったものの実質的にスペーシアが後継車だし、この車がスーパーハイトワゴンにスライドドア(しかも2代目タントが片側だったのに対して、こちらは端っから両側)というテンプレートを作った。

    そういう意味では単純に失敗作とは言い切れない。

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