「有名アニメにも出たでっかいJAL機」が運航終了 「大きくて驚いた」「カッコいいのに」SNSでは惜しむ声…この機の今後は?

 JAL(日本航空)のボーイング777-300ER「JA735J」が2025年9月9日に同社での商業運航を終了しました。

3機目の退役に

 JAL(日本航空)のボーイング777-300ER「JA735J」が2025年9月9日に同社での商業運航を終了しました。JALによると最終便は同日15時すぎ、計176人の乗客を乗せ、羽田空港へ到着したとのことです。

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8日に行われた777-300ER「JA735J」羽田発ラストフライトの様子。この折り返し便が同社での商業運航最終便となった(画像:JAL)。

 JALの777-300ERはこれまで同社の長距離国際線主力機として活躍してきました。全長73.9m、全幅64.8mもある大型の機体で、最大航続距離は約1万4000kmにおよび、搭載するゼネラル・エレクトリック社製の「GE90-115B」エンジンは、「世界でもっとも強力なターボファンエンジン」としてギネス記録に認定されています。

 なおJALでは後継機である「エアバスA350-1000」の導入にともなって、順次退役が進められています。このJA735Jは、JALの同型機では3番目の退役機となります。

 最終便となったのはサンフランシスコ発羽田行きのJL1便で、その前便、つまり羽田発の最終便となる8日のJL2便では、JALグループの社員による見送りも実施されたとのことです。

 なお、公式SNSではこの機の最終飛行を紹介し、これに対しSNSユーザーからは、「小さい頃デッキからでかい飛行機だ~って言って驚いてたのが777でした。小さい頃のあの驚きをありがとうと言いたいです」「カッコいいのに勿体無いですね…」「『映画けいおん!』に登場した機体か…!」「悲しいけど時代の流れだよね」と引退を惜しむコメントが寄せられています。

 なおJALによると、この機体は10日より退役整備を1か月程度実施し、11月に日本を離れる予定とのことです。

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