豪雨で“水没”した四日市の地下駐車場、驚愕の水位だった! 排水に4日 国交省が調査へ

国土交通省は四日市市の「くすの木パーキング」地下2階の被害状況について、調査を開始したと発表しました。

記録的な短時間豪雨の影響で水没

 国土交通省道路局環境安全・防災課は2025年9月16日、記録的な短時間の大雨により冠水した三重県四日市市の「くすの木パーキング」地下2階の被害状況について、調査を開始したと発表しました。

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冠水状態が解消されたため、調査を開始する職員(画像:国土交通省 三重河川国道事務所)

 くすの木パーキングでは、9月12日に四日市市内で発生した記録的な集中豪雨により、地下2階が完全に冠水し、地下1階も最大で1.2mの浸水が確認されました。水位は最大で5m10cmに達しました。同駐車場には排水設備もありましたが、当日は停電で停止していました。

 冠水後の9月13日午前11時44分から排水作業が開始され、約4日後の9月16日午前中にようやく冠水状態が解消されたとのことです。

 9月16日午前9時時点での浸水深は0.29mまで下がったため、中部地方整備局三重河川国道事務所や関係機関が現地での被害調査を開始しました。地下2階には約100台の車両が駐車されており、地下1階と合わせて260台以上が被害を受けたと見られています。

【画像】ようやく調査開始…冠水した「くすの木パーキング」

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