「都県境越え新ルート」が27日ついに開通! “多摩の大幹線”が国道16号へ実質延伸 国分寺‐相模原つなぐ一本道に!
相模原市の都市計画道路「宮上横山線」が2025年9月27日に開通します。
相模原の「宮上横山線」開通
相模原市の都市計画道路「宮上横山線」が、2025年9月27日に開通します。

開通する区間は、相模原市の「東橋本二丁目」交差点付近から京王相模原線をくぐり、東京都町田市の「多摩ニュータウン入口」交差点までの約670m。「多摩ニュータウン通り」が実質的に南へ延伸する形です。相模原市が町田市と連携して2016年から整備を進めてきました。
多摩ニュータウン通りはその名の通り、南側に並行する「南多摩尾根幹線道路」ともにニュータウンを貫く幹線道路ですが、両路線とも神奈川県境の直前で、町田街道にぶつかる形で途切れています。多摩ニュータウン通りから橋本駅や国道16号方面へ向かう際は狭い住宅街などを通る必要がありました。
今回の開通により、北は東京都国分寺市の新府中街道から、鎌倉街道、多摩ニュータウン通りを経て国道16号を越え、南橋本駅(JR相模線)方面までが一本の道でつながります。ただし、この途中で交差するJR横浜線は踏切です。
橋本駅では、リニア中央新幹線の新駅の建設も進んでいます。この道路が開通すると機能的な幹線道路網が形成され、新駅をはじめ周辺の工業地域や物流施設などへのアクセス性向上が期待されます。
ちなみに、南多摩尾根幹線道路も町田街道から先、相模原市街までの延伸部の事業が進んでいます。
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