え、偽物「ローソン」!? “青白のミルク缶”看板でも全く違う屋号 系列には「ファミマ」そっくりの店まで

東京や横浜の港湾地区に「ポートストア」と呼ばれるコンビニがあります。店名こそ「ポートストア」ですが、売り物や看板のデザインはどう見ても、「ローソン」または「ファミリーマート」。不思議な店は、なぜ生まれたのでしょうか。

デザインは「ローソン」、でも店名は「ポートストア」

 東京国際クルーズターミナルや日本科学未来館などがある東京「お台場」の一角、江東区の青海エリアに、「ポートストア」と呼ばれるコンビニエンスストアがあります。

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「ローソン」のような「ポートストア」(乗りものニュース編集部撮影)。

 このコンビニ、外観にちょっと妙な点が。店名こそ「ポートストア」であるものの、看板や「PORT STORE」というロゴの書体まで、「ローソン」そっくりなのです。店内の品揃えなども、ほぼローソンといった感じで、商品を購入したレシートには、やはりローソンのロゴが印刷されています。

 ローソンのウェブサイトで「ポートストア」というキーワードを入れて店舗検索してみると、「ローソン ポートストア〇〇店」あるいは「ローソン Sポートストア〇〇店」という名称の店舗が5軒ヒットしました。すべて東京都内にあり、江東区もしくは港区のみとなっています。これらは「ローソン」なのでしょうか。

 ローソン広報室によると、「『ローソン ポートストア○○店』は、弊社の店舗です。この名が付く店は2002(平成14)年にオープンし、店舗数を順次拡大してまいりました」とのこと。

 ただ、「ポートストア〇〇店」といった名のコンビニは、ローソンだけではありません。同じ江東区の臨海部に位置する若洲地区などには、ほぼ「ファミリーマート」に近いものの、店名だけが「PORT STORE」となっている「ファミリーマート ポートストア〇〇」もあるのです。

【写真】これが「ファミマ」のような「ポートストア」です

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