海自のベテランイージス艦がいよいよ就役30年!節目を記念する「壮観な人文字」が公開 今月に一般公開も
海上自衛隊の舞鶴地方総監部は、イージス艦「みょうこう」が就役30周年を迎えることを記念する人文字を公式Xで公開しました。
壮観な人文字が公開
海上自衛隊の舞鶴地方総監部は2025年10月2日、イージス艦「みょうこう」が来年3月に就役30周年を迎えることを記念する人文字を公式Xで公開しました。今後、10月19日(日)に舞鶴で就役30年を記念する一般公開が開催される予定です。

「みょうこう」は、こんごう型護衛艦の3番艦として、1996年3月14日に就役しました。こんごう型は、イージス戦闘システムを搭載するアメリカ海軍のアーレイ・バーグ級ミサイル駆逐艦をモデルに開発された海上自衛隊で初めてのイージス艦で、1993年から1998年かけて、「こんごう」「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」の4隻が就役しています。
こんごう型は、アーレイ・バーグ級がベースとなっているものの、艦橋は旗艦機能が追加されたために大型化しており、外観の印象は異なっています。対空戦のほか、対水上戦や対潜戦においても高い能力を備え、弾道ミサイル防衛(BMD)能力を付加する改修も実施されています。
船尾にはヘリコプター甲板が設けられていますが、格納庫がなく、これが「あたご」「まや」など、こんごう型以外のイージス艦と大きく異なる点です。
防衛省は、老朽化が進むこんごう型の代替艦の建造を見据えた技術調査に着手する方針を明らかにしています。なお、4番艦の「ちょうかい」に関しては、長射程巡航ミサイル「トマホーク」の発射能力を付与するため、アメリカに派遣される予定です。
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