就役前の“特殊な砕氷船”早くもピットロードがプラモデル化へのテストキットを公開 軍所属の艦艇と違い苦労した部分とは!?

東京ビッグサイトで開催された「第63回全日本模型ホビーショー」のピットロードブースにて、1/700スケールの北極域研究船「みらいII」が展示されました。

軍所属艦艇のプラモデルとの大きな違いは?

 まだ企画は始まったばかりで、発売日や価格などは未定ですが、パーツ構成に関する説明はありました。

Large 20251020 01

拡大画像

現状公開されていたパーツの分割案と配色(斎藤雅道撮影)

 まず、この製品では部品を成形する際にできる「ランナー」を複数の色で製造する方式を採用し、組み立てた状態である程度の色分けが再現されるようになっています。いわゆる「色プラ」と呼ばれるもので、現在ではガンダムのプラモデル「ガンプラ」で一般的な手法ですが、艦船モデルでこの方式が用いられるのはまだ珍しいといえます。

 この方法を採用した理由について、前述の企画部長は「軍艦と違って、単色やそれに近い色構成ではなく、全く異なる色が使われていることが大きな理由です」と話します。実は、以前に製品化した海上保安庁の巡視船の経験が、この製品にも活かされているとのことです。

「軍所属の船とは違い、どうしても派手な色の甲板になったり、細かい部分の色分けが面倒だったりします。その部分をあらかじめ元パーツで色分けしておいた方が製作が楽になります。この点は巡視船のキットに近く、今回も同様の方法を取りました」(企画担当者)

 現在では金型技術も進化しており、さまざまな形状での成形が可能になっているため、製造段階で色分けを行うのも、以前ほど難しいことではないそうです。

 また、パーツの段階でカラーリングを明確にしておくことで、塗装をしなくても原色に近い仕上がりが再現でき、「みらいII」が実際に就航した後に興味を持った方にも、より訴求しやすくなるとのことです。なお、「みらいII」の完成および引き渡しは、2026年11月を予定しています。

【こうなるのか!】レーダーが目立つ完成後の「みらいII」のテストキット(画像)

Writer:

ミリタリー、芸能、グルメ、自動車、歴史、映画、テレビ、健康ネタなどなど、女性向けコスメ以外は基本やるなんでも屋ライター。一応、得意分野はホビー、アニメ、ゲームなどのサブカルネタ。

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  3. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  4. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号