西武鉄道が「日本一のレストラン列車」新造へ 1両まるごと厨房車両に 運行開始はいつ?
西武鉄道は、新型レストラン列車を新造し、2028年3月から運行を開始すると発表しました。
日本国内で定期運行されている列車では最大の厨房面積
西武鉄道は2025年10月21日、新型レストラン列車を新造し、2028年3月から運行を開始すると発表しました。

西武鉄道は、2016年から全席でフルコース料理を味わうことができる「西武 旅するレストラン『52席の至福』を運行しており、好評を博しています。
新たなレストラン列車は、西武池袋線・秩父線の特急車両「ラビュー」をベースとした4両編成(定員70人程度)。厨房車両が1両、客席車両は3両となります。なお、厨房車両は、日本国内で定期運行されている列車では最大の面積になるとのこと。日本一の厨房車両で料理を極め、日本一美味しいレストラン列車を目指すとしています。
車両デザインは「ラビュー」を手がけた建築家の妹島和世氏が担当。レストラン経営はバル二バービが担当するとしています。
運行区間は池袋線・新宿線・西武秩父線など。臨時電車として、週末を中心に年150日程度が運行されます。なお、2028年3月以降における「52席の至福」運行形態は未定とのこと。決まり次第、発表するとしています。
西武鉄道は新たなレストラン列車について、「『52席の至福』と比べると定員は52席から70席に、運転日が年間100日程度から150日程度に増え、より多くの方にご利用いただけるようになる」(広報部)と話します。「52席の至福」の好調な利用を受け、新たなレストラン列車の新造を決定したとしています。
コメント