「都内屈指の開かずの踏切」回避ルートが解体へ!大丈夫なの? 迂回路はかなり不便だが…実際は「意外な結果」に
板橋区が2025年12月1日に発表した「東武東上線大山駅付近の連続立体交差事業に関するお知らせ」により、東上線大山駅前の歩道橋が撤去される日が決まりました。
迂回路はかなり遠いが?
板橋区が2025年12月1日に発表した「東武東上線大山駅付近の連続立体交差事業に関するお知らせ」により、東上線大山駅前にある大山駅前歩道橋が撤去される日が決まりました。
この工事は、下板橋駅の川越方面に位置し、環状第6号線が線路をくぐる付近から、大山駅を挟んで中板橋駅手前までの約1.6km区間を対象とするものです。高架化により、8か所の踏切が撤去される予定です。
歩道橋は2026年1月16日から通行できなくなります。この歩道橋は大山駅前にあり、遊座大山商店街とハッピーロード大山商店街を隔てる15号踏切を越えるために設置されていました。
15号踏切は、駅前で遮断機が降りている時間が長いうえに、快速列車などもひっきりなしに通過することから、いわゆる「開かずの踏切」の一例として、これまでメディアでも取り上げられてきました。1日の歩行者交通量は約2万人にのぼり、朝のラッシュ時には1時間のうち40分以上、遮断機が下りていることもあるといいます。
なお15号踏切は引き続き通過できますが、工事期間中、踏切を避けて迂回する場合、両商店街を結ぶ通りから数百メートル離れた、大山駅の池袋寄りにある北口・東口の地下道を利用する必要があります。そのため、踏切待ちを回避する手段としては、かなり不便なルートとなっています。
ただ、実際に通行する人に話を聞くと、意外にも大山駅前の歩道橋を利用していない人も多いようです。
踏切待ちをしていた70代の女性は、「階段が長いので、結局待っていることが多いですね」と話します。「開かずの踏切」とはいえ、遮断機が常に下りているわけではなく、短い時間ながらも頻繁に上がることがあるため、歩道橋を使わなくても渡れる場合があるようです。
30代の男性も、「なかなか開かないと思って歩道橋を使うと、すぐに遮断機が上がったりして、損した気分になることもある。急いでいるとき以外は、基本的に使わないですね」と話していました。中には、「閉鎖されると聞いたので、せっかくだから通ってみました」と話す親子連れの姿も見られました。
一方で、この風景がなくなることを惜しむ声もあります。50代の女性は「便利になるとはいえ、慣れ親しんだものがなくなるのは寂しいですね」と話していました。
なお、ハッピーロード大山商店街でも再開発計画が進められています。すでにマンション1棟が建設され、一部のアーケードは撤去されました。最終的には計4棟のタワーマンションが建設される予定で、全長約560mあったアーケードのうち、約180mが解体されます。撤去区間に位置する商店は、道路延伸計画に伴い立ち退くことになっています。





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