ロシア艦隊の天敵? 多数の艦艇を沈めた“海のドローン”新型登場!航続距離2倍&多彩な武装も搭載可能に
ウクライナ保安庁は2025年10月22日、水上ドローン「シーベイビー」の新型を公開しました。
ロシア黒海艦隊旗艦にも攻撃を加えた兵器
ウクライナ保安庁は2025年10月22日、水上ドローン「シーベイビー」の新型を公開しました。
同庁の発表によると、新型は航続距離と積載量が向上しており、1500km以上の航行が可能で、最大2000kgの積載能力があるとされています。この数値は従来型のほぼ2倍に相当します。
海上戦力が乏しいウクライナは、2022年2月のロシアによる侵攻以降、黒海で積極的に水上ドローンを運用してきました。シーベイビーは、黒海艦隊の旗艦フリゲート「アドミラル・マカロフ」や掃海艦「イワン・グルベツ」、クリミア橋への攻撃などに用いられたと伝えられています。
シーベイビーや「マグラV5」などの自爆攻撃型水上ドローンにより、ウクライナ側はロシア黒海艦隊の複数の艦艇を損傷・撃沈し、同艦隊の活動を抑制しています。また、対空ミサイルを搭載した水上ドローンによるヘリコプター撃墜も報告されています。
新型シーベイビーは自爆攻撃タイプに加え、ロケット弾発射機や機関銃を搭載可能で、遠隔操作により敵艦艇への攻撃や有人部隊の上陸支援などにも対応できるとされています。





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