「世界最大の湖」でロシアの艦艇や石油施設が攻撃される! ウ軍画像公開 1000km以上離れた地域で実行できた理由とは

ウクライナの特殊作戦部隊(SOF)は2025年12月20日、カスピ海でロシアの巡視船と沖合の石油プラットフォームを攻撃する映像を公開しました。

巡視艇と石油プラットフォームをドローンで攻撃

 ウクライナ軍特殊作戦部隊(SOF)は2025年12月20日、カスピ海でロシアの巡視艇と沖合の石油プラットフォームを攻撃する映像を公開しました。

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ロシア沿岸警備隊のイメージ(画像:ロシア国防省)

 攻撃対象となったのは、プロジェクト22460型(NATO呼称:ルビン級巡視艇)「オホトニク」巡視艇と、ロシアの石油会社ルコイルがカスピ海に所有する大規模な石油・ガス田の一部であるフィラノフスキー石油掘削プラットフォームです。

 複数回にわたりドローンによる攻撃が行われたとされています。現時点で動画は公開されていませんが、目標となった巡視艇やプラットフォームに攻撃を加える瞬間とみられる画像が、SOFの公式FacebookやTelegramに投稿されています。

 SOFは掘削プラットフォームへの攻撃について、「カスピ海のフィラノフスキー油田・ガス田の掘削プラットフォームにも攻撃を仕掛けました。このプラットフォームは石油とガスを生産しており、その輸出がロシアの財政を支え、戦争資金となっています」と正当性を主張しました。

 カスピ海は世界最大の湖であり、ウクライナ軍とロシア軍が戦闘している地域からは1000km以上離れています。

 そのため、通常の自爆ドローンによる攻撃を実施することは航続距離の面で困難ですが、一部の欧州メディアによると、現地の反政府活動グループと共同で攻撃が行われたと報じられています。

 8月にもカスピ海で、全長400フィート(約123m)、総トン数4900トンの貨物船「ポート・オリャ4号」が、自爆ドローン「シャヘド」によって攻撃対象となりました。この船は部品や弾薬を輸送していたとされ、こちらも現地グループの協力があった可能性が高いとされています。

【船体にドローンが…】これが、ロシアの巡視艇を攻撃する様子です(画像)

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