東南アジアの経済大国『宇宙空母ギャラクティカ』のような多目的艦を進水!? 同艦独自の運用思想とは?
シンガポール国防省は2025年10月25日、多目的戦闘艦(MRCV)1番艦「ヴィクトリー」の進水式の映像を公開しました。
最新技術を結集した多目的艦
シンガポール国防省は2025年10月25日、多目的戦闘艦(MRCV)1番艦「ヴィクトリー」の進水式の映像を公開しました。
MRCVは合計6隻が建造予定で、STエンジニアリングが建造を担当します。シンガポール史上、最大規模の艦となる予定で、既存のヴィクトリー級ミサイルコルベットを置き換えることになります。
同艦の大きな特徴は、UAV(無人航空機)を搭載し、艦上デッキや格納庫から発進可能であることです。また、USV(無人水上艇)やUUV(無人潜水艇)も搭載予定で、機雷戦、対潜戦、海上警備、哨戒支援、機雷探知・掃海、情報収集など、多種多様な任務に対応可能な艦となっています。多数の無人機を搭載可能で将来的には無人艦などとの共同運用も考えられているようです。
以前、チャン・チュンシン国防相は同艦について「これは単なる艦艇ではなく、母艦である」と説明。任務に応じて搭載する無人機の種類や兵装をモジュール的に入れ替えられるほか人工知能(AI)の高度な統合を実現した艦ということで「この運用コンセプトはまるで1970年代のSF作品『宇宙空母ギャラクティカ』のようだ」と評しました。
MRCVの1番艦「ヴィクトリー」は2028年に納入される予定です。また、ほかの姉妹艦についても、置き換わる旧ヴィクトリー級ミサイルコルベットと同じ艦名が付けられる予定です。




似てない。せめて双胴型の船体なら話も分かるが。
兵装をモジュール化して多様な任務に柔軟に対応するというコンセプトは、米海軍が沿海域戦闘艦に導入したけどあまり成功したとは言えないので、シンガポール海軍がどの様に運用するのか注目されます。
ギャラクティカ関係ないので やめて