西武が導入する「元・東急電車」デザインは“先輩”とおそろいに 形式は7000系に決定
西武鉄道が、東急電鉄から譲受した車両の形式とデザインを決定しました。
元・小田急車とデザイン統一
西武鉄道は2025年10月29日、東急電鉄から譲受した車両の形式とデザインを発表しました。
西武は、他社から譲受した環境負荷の少ないVVVFインバータ制御車両を「サステナ車両」と称して走らせる計画を進めています。第一弾として元・小田急8000形電車を改造した「8000系」を2025年5月から運行しています。
これに続き、西武は東急の9000系電車を譲受しましたが、車両形式はこれまで使用されていない「7000系」とし、デザインは市松模様をベースにするということです。
この市松模様は、最初のサステナ車両である8000系とデザインをそろえています。
西武によると、サステナ車両としてのイメージ統一を図ることを目的に、車両整備を行う入社3年目(当時)の社員が発案したコーポレートカラーの「ブルー」「グリーン」をベースに「永遠」や「発展」「繁栄」を表す市松模様にアレンジしたデザインにするといいます。
7000系は現在、西武の武蔵丘車両検修場(埼玉県日高市)や東急テクノシステムで車両の整備が進められており、2026年度から西武多摩川線や狭山線などで運行が始まる予定です。





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