高崎線で異色の列車が運行へ 国鉄型車両にテーブルを設置! 「熊谷発」で両毛線まで直通

2025年11月23日(日)、高崎線の熊谷~高崎間で、211系電車が走ります。

211系が1日限定で高崎線を走行

 2025年11月23日(日)、高崎線・両毛線の熊谷~足利間で、211系電車を使用した団体臨時列車「テロワール211~両毛のワインと食をのせて~」が走ります。

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団体臨時列車「テロワール211~両毛のワインと食をのせて~」の車内イメージ(画像:JR東日本)

 この列車は、両毛線沿線のワインと食を楽しむことができる列車として、JR東日本とJR東日本びゅうツーリズム&セールスが運行するもの。「テロワール」とは、主にワインや農産物の分野で使われるフランス語で、その土地の自然環境が農産物の風味や品質に与える影響を表す言葉です。JR東日本によると、両毛線沿線地域の魅力をワインや食を通じ発信したいという想いを込めて命名したとしています。

 高崎線の定期列車は現在、E231系とE233系で運行されており、国鉄型の211系は2014年3月のダイヤ改正で撤退しています。今回、1日限定で高崎エリアに残る211系が高崎線に乗り入れる形となります。

「テロワール211~両毛のワインと食をのせて~」は、熊谷~足利間で1往復が運行予定。一部車内(3・4号車)には特製のテーブル席が設置されます。当日は、栃木県立足利工業高等学校の学生がデザインしたヘッドマークを装着する予定です。

 JR東日本びゅうツーリズム&セールスは、ウェブサイト「日本の旅、鉄道の旅」でこの列車に乗車できるプランを発売中。旅行代金は、大人1人あたり1万6000円となっています。

【画像】これが高崎線を走る異色列車「テロワール211」の運行時刻です

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