危険な酔客など自動検知 遠隔セキュリティカメラ、導入拡大へ JR西日本
JR西日本が、駅ホームの危険な酔客などを自動検知する「遠隔セキュリティカメラ」の導入を推進。2017年春ごろから新たに3駅で運用が始まる予定です。
カメラの画像を自動解析
JR西日本は2016年11月16日(水)、駅ホームに設置する「遠隔セキュリティカメラ」の運用を今後も拡大すると発表しました。
2017年春ごろから、西明石(在来線)、天王寺、鶴橋の3駅で新たに導入される予定です。
JR西日本では駅ホームにおける安全対策とテロへの警戒を目的として、2015年8月から大阪環状線の京橋駅(大阪市城東区)に、2016年5月から新今宮駅(同・浪速区)に「遠隔セキュリティカメラ」をそれぞれ設置。今年12月2日(金)からは三ノ宮駅(神戸市中央区)でも運用が開始されます。
このカメラシステムは、駅構内を大きく蛇行しながら歩いている人やベンチで長時間座り込んでいる人、不審物の置き去りなどを自動検知し、警報を受けた係員がカメラの画像を確認したうえで駅に連絡して、利用者への対応が行われるというものです。
JR西日本によると、これまで設置した駅で「遠隔セキュリティカメラ」が問題なく運用されていると判断できたことから、今回の3駅にも導入を決めたとのこと。今後も、乗降人員の多い駅や転落事故が多く発生するホームを中心に順次導入していくとしています。
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