「ライバルはビジホ!?」日産 新「キャラバンMYROOM」登場 断熱ガチ強化で“憩いの部屋”に! 50年名車がさらなる進化
日産が車中泊仕様「キャラバン MYROOM」の一部仕様向上を発表しました。断熱性や遮音性を高め、より快適な「部屋」に進化したといいます。いったいどんなクルマなのでしょうか。
車中泊仕様「MYROOM」がさらに快適に
日産自動車はこのたび、「キャラバン MYROOM(マイルーム)」の一部を仕様向上したと発表しました。マイルームは「部屋ごと出かけて憩うクルマ」というコンセプトで開発された、これまでにないカテゴリーのモデルです。
このモデルのベース車体である「キャラバン」は、50年以上の歴史を持つ日産の代表的な商用バンで、1973(昭和48)年に初代(E20型)が登場したキャブオーバー型ワンボックス車です。
現行モデルは2012年に登場した5代目(E26型)で、2021年に大幅なマイナーチェンジを受けています。長年にわたり、トヨタ「ハイエース」と市場を二分するライバル関係にあります。
商用バンとしての実用性に加え、乗用ワゴンやマイクロバス、さらには工場出荷段階でカスタマイズされた「マルチベッド」や車中泊仕様のマイルームなど、多様なニーズに応えるラインナップを展開しています。
マイルームのベース車両にも選択されているキャラバンの最上級グレードが「GRANDプレミアムGX」です。商用車としてのタフさに加え、乗用車に匹敵する質感と先進装備が特徴です。
ボディサイズは、標準的なロングボディ・標準幅の場合、全長4695mm、全幅1695mm、全高1990mmです。
外観は大型グリルやLEDヘッドランプ、ダーク調メッキ加飾などで上質感を演出。内装はブラック基調で、本革巻きステアリングやスパイナルサポート機能付きシートなどを備えます。
パワートレインは、2.0リッターガソリン(130馬力)または2.4リッターディーゼルターボ(132馬力)の2種類を設定。どちらも7速ATが組み合わされ、駆動方式は2WDまたは4WDが選べます。
安全装備では「360°セーフティアシスト」が標準装備され、「サポカーSワイド」の認定を受けています。価格は2025年10月現在、ガソリン2WD車が351万3400円、ディーゼル4WD車が458万3700円です。





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