JR西日本の豪華列車「瑞風」、クルーズトレイン最高&最低額に ならではの特徴も

JR他社のクルーズトレインと比べると…?

 なお「瑞風」と同時期、2017年5月1日(月)にJR東日本が運行を開始する豪華クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島(トランスイートしきしま)」で旅行代金が最も高いのは、東京(上野駅)発着で東北、北海道を周遊する3泊4日コース、最上級客室「四季島スイート(メゾネットタイプ)」利用の場合で、95万円です(2名1室、びゅうトラベルサービス取り扱い分)。

 また2013年10月に登場し、日本におけるクルーズトレインの嚆矢(こうし)ともいえるJR九州の「ななつ星in九州」で旅行代金が最も高いのは、博多駅発着で九州を周遊する3泊4日コース、最上級客室「DXスイートA」利用の場合で、95万円です(2名1室、JR九州クルーズトレインツアーデスク取り扱い分、第10期)。

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JR西日本の来島達夫社長らが出席し、「ホテルグランヴィア大阪」で「瑞風」の運行開始日などが発表された(2016年11月29日、恵 知仁撮影)。

 JR西日本の来島達夫社長は「瑞風」の料金設定について、他社のそうした列車と比較したというより、客室設備や車内でのおもてなし、食事、沿線での立ち寄り観光といった「瑞風」のサービスの内容にふさわしい価格として設定したと話します。

 なお、これらの代金は1人あたりのもので、2名1室で実際に利用する場合は倍額です。また1名1室利用の場合、1人あたりの代金はより高額になります。

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コメント

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2件のコメント

  1. >>「旅の一部にクルーズトレインを組み込む」といったことがしやすくなっています。
    ならねーよwww
    貧民はサンライズで我慢します。

  2. 海外の成金と退職金と年金が(その下の世代と比べて)がっぽり貰える日本の団塊世代を対象にしているんだろうけど、日本の団塊世代よりも下の世代はとてもじゃないけど乗れる程の金銭的な余裕は定年退職後も無いのは目に見えているし、高所得者層は「国内でそれだけの金を使うのなら海外に行くか国内の長期滞在型のホテルに泊まってゆっくりする方がいい」となるだろうし、頻繁に発生している大規模自然災害の影響も考慮すると、10年どころか5年もつかどうかってとこかなと思う。