スバル製新型“日の丸航空機”有人機体と共同で飛行試験を実施した映像が公開される

防衛装備庁は2025年11月21日、公式YouTubeチャンネルで無人実験機と有人ヘリコプターを用いた飛行試験の様子を公開しました。

将来的な無人機との連携に備えた飛行試験

 防衛装備庁は2025年11月21日、公式YouTubeチャンネルで無人実験機と有人ヘリコプターを用いた飛行試験の映像を公開しました。

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遠隔操作型支援機技術の研究における実験機(画像:防衛装備庁)

 この飛行試験は10月に実施されたもので、有人機との連携を可能にする無人機技術の研究の一環として行われました。試験では、無人実験機と有人ヘリコプターを使い、ミッション機動や5機編隊などを模擬した飛行を行い、生成された飛行経路や、パイロットによる無人実験機操作のワークロードなど、研究に必要なデータを取得したとしています。

 取得したデータを解析することで技術の有効性を確認し、自律的な編隊飛行を可能とする飛行経路生成技術や、有人航空機のパイロットが無人航空機を管制できる遠隔操作技術の実現を目指し、将来の無人機に向けた研究開発を進めていく方針です。

 なお、試験で使用された実験用無人機は、7月9日にスバルが納入した遠隔操作型支援機技術用の機体で、全長1メートルを超える、趣味用の大型ラジコン飛行機程度の大きさの無人機です。

 公開された映像では、ヘリコプターのコックピットでタブレットを用いて無人機を操作する様子や、個別に離陸した5機の無人機が上空で編隊を組む様子などが確認できます。

【画像】これがスバル製の無人機です

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1件のコメント

  1. 民生品のドローン技術から磨いたら?

    大した実用性もなく無駄に高くつくオモチャになるだけ