「新・世界最長の旅客機」の珍設計”可変式の主翼”どう動かす? 「いつも気になってた」その裏側が公開 ANAも発注

「フライトレーダー24」の公式SNSアカウントは、アメリカの航空機メーカー、ボーイングが開発を進めている新型旅客機「777-9」について動画を投稿。777-9は主翼の翼端が可変するという珍しい設計が採用されており、動画ではコクピット内からどう翼端を動かすかということについて紹介しています。

着陸後は「一定速度で自動でしまわれます」

 世界中の航空機をリアルタイム追跡できるサイト「フライトレーダー24」の公式SNSアカウントは、アメリカの航空機メーカー、ボーイングが開発を進めている新型旅客機「777-9」について動画を投稿しています。777-9は主翼の翼端が可変するという珍しい設計が採用されており、動画ではコクピット内からどう翼端を動かすかということについて紹介しています。

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ボーイング777-9(画像:ボーイング)。

 777-9は「ボーイング777」をベースにサイズアップなどを図りながら、燃費効率の良いエンジンや新設計の主翼を採用するほか、コックピットや客室を最新仕様に更新した派生型です。すでに777-9は2020年に初飛行に成功。実用化は最速で2027年を予定しており、ANA(全日空)も発注しています。

 777-9は全長77mで、実用化されれば「世界最長の胴体をもつ旅客機」になります。426の標準座席数をもつ大型モデルで、翼幅も70m超。主翼の先端が可変となっているのはそのためで、地上では翼をたたむことで、現在の空港設備をそのまま利用できる機構を備えています。

 公式SNSアカウントが投稿した動画によると、離陸時にはフラップ(高揚力装置)とともに翼端を広げるとのこと。万が一滑走路に進入する際にウィングチップが展開位置にセットされていない場合、警告レベルが段階的に上昇し、最終的には離陸中止を指示するアラートが発せられます。一方で、着陸時には50ノットで自動で折りたたんだ状態になり、スイッチとも連動するとのことです。なお飛行中は物理的なロックがかかっているため、折りたたみは不可能としています。

 今回の投稿を見たSNSユーザーからは「いつもその仕組みと目的が気になっていました」「こういうのは愉しいね。素朴な疑問に答えてくれるというね」「なるほど」といったコメントが寄せられています。

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