「在来線があまりに遠い新幹線駅」ついに着工へ 主要駅は“はるか彼方!?” 接続バスどうすべき? リニア山梨県駅を歩く
JR東海が建設を進めるリニア中央新幹線で、唯一未着工だった山梨県駅の建設が始まります。ただ、在来線の主要駅とは大きく離れており、最寄り駅とシャトルバスでつなぐ構想には異論が出ています。
特急が停車しない小駅が「リニアの接続駅」に?
小井川駅は身延線で甲府駅から7駅目で、営業キロは10.9kmあります。身延線は単線という事情もあって普通列車で約20分かかり、特急「ふじかわ」は停車しません。1面だけのホームの無人駅で、切符は下車時に運転士に渡しました。
下車すると、近くにはリニア中央新幹線の高架橋の橋桁が設置され、「工事中」の雰囲気が充満していました。工事現場を囲ったフェンス沿いには「ご不便をおかけします 中央新幹線の高架橋をつくる工事を行っています」と記した立て看板がありました。
新山梨環状道路の歩道を東へ進むと、右側に日本の最高峰の富士山(3776m)が冠雪した姿で現れました。旅行者としては感激してじっと眺めてしまいますが、甲府市民にとっては「富士山は晴れていれば見えて当然」の感覚だそうです。
一方、反対の左側には立派な建物群が出現しました。山梨大学医学部と附属病院です。その隣にはイオンの大型商業施設「イオンタウン山梨中央」がありました。
畑と住宅が点在している地域を通り抜けると、まとまった空き地が出てきました。ここはリニアの保守基地の建設予定地です。
さらに進むと1級河川の鎌田川の橋を渡り、左手の山梨県産業技術センターなどの建物を抜けた先がリニア山梨県駅の建設予定地付近です。小井川駅から徒歩で40分ほどでした。
広大な土地を眺めて筆者が思い浮かべたのが、山梨県立美術館が所蔵するジャン・フランソワ・ミレーの名画「種をまく人」に描かれた農村風景でした。そんな光景も間もなく見納めで、リニア中央新幹線の壮大な駅舎と高架橋がそびえる近未来が待ち受けていそうです。
その後は徒歩約20分の「高室入口」停留所から山梨交通の(山梨大学医学部付属病院発)敷島営業所行きバスに乗車。現れた電気自動車(EV)バスは住宅街や甲府市中心部を走り、約20分で甲府駅に着きました。





いや、記事に書いてある話しが完全にまちがってるのですが、、
山梨は富士トラムって新交通システムを導入する予定で、しかも昨日の全国ニュースで山梨県と東急が包括協定に署名するってイベントがあって、知事が富士急ではなく東急を富士トラムの運行主体にする旨の発言をして議論になてるよね?(山梨県知事と富士急は対立してる)
申し訳無いが、普通の全国ニュースで取り上げられた話題すら見ないで記事書いてるのはヤバい。
富士トラムの発表があったのもかなり前だし、山梨県のホームページにも運行予定地域の路線図が書いてあるよ。リニア甲府が入ってるよね?
バスで身延線や甲府に接続するなんて、消えた話しを、何故、今更、堂々と書いてるのですか?その記事間違いですよ。